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勤務医の年収は?年代別・地域別・経営母体別に徹底解説!

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「勤務医の平均年収ってどれくらいなんだろう?」

「地元で勤務医として働きたいけど年収は都市に比べて低いのかな?」

という疑問を解消します。

そこでこの記事は、勤務医の年収について詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、勤務医の年収についてさまざまな角度からわかるようになり、今後どういった働き方をしていくのかイメージが持てるようになるでしょう。

医師の平均年収を働き方や診療科目・年代・雇用形態別で徹底解説!「医師の平均年収っていくらなんだろう?」 「医師の年収は働き方や診療科目によって違いがあるのかな?」 という疑問を解消します...
  1. 勤務医の平均年収
  2. 年代別の勤務医の平均年収
  3. 地域別の勤務医の平均年収
  4. 経営母体別の勤務医の平均年収
 

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【結論】勤務医の年収はいくらくらい?

厚生労働省が発表した2017年の「賃金構造基本統計調査」によると、勤務医の平均年収は約1,232万円です。

これは全職業の中でもトップの年収であり、勤務医はしっかりと収入を得ることのできる職業と言えます。

しかし、勤務医の収入は医師の年齢や勤務地、勤務する病院の形態によって大きく異なります。

それぞれどのように違うのかを解説していきます。

【年代別】勤務医の平均年収

勤務医も、他の職業と同様に年齢が上がるにつれて平均年収も上がっていく傾向にあります。

年齢が上がれば、経験値も上がっていくので当然です。

年代 平均年収
20~24歳 446万円
25~29歳 777万円
30~34歳 1,037万円
35~39歳 1,275万円
40~44歳 1,443万円
45~49歳 1,679万円
50~54歳 1,742万円
55~59歳 1,929万円
60~64歳 1,920万円
65~69歳 1,531万円

参照:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html?_fsi=6RwiIuvq

では、年代別にどういった特徴があるのかを解説していきます。

20代の勤務医平均年収

20代の勤務医の平均年収は、約611万円です。

医師は高収入のイメージがありますが、研修医時代はあまり収入が高くなく、またアルバイトをする時間も限られます。

20代では研修医の割合が高くなるので平均年収も医師として高くありません。

しかし、それでも平均年収600万円を超えています。

20代で600万円を超える収入を手にできる職業は限られるので、サラリーマンなどの他の職業と比べれば高い平均年収でしょう。

30代の勤務医平均年収

30代の勤務医の平均年収は、約1,156万円です。

30代になると大台の1,000万円を超えてきます。

30代後半になれば、医師としてのキャリアも十分に備わってきており、1,000万円を超える収入を手にする医師の割合も増えていくでしょう。

40代の勤務医平均年収

40代の勤務医の平均年収は、約1,561万円です。

40代になれば勤続年数を重ね、役職に就く医師も増えてきます。

患者だけでなく部下に対しても責任を負うようになるため、平均年収もグンっと上がります。

勤務医として順調に年収を伸ばしていけるのが40代ですが、開業に踏み切る医師が増えるのも40代の特徴です。

  • 20代の勤務医の平均年収は、約611万円。
  • 30代の勤務医の平均年収は、約1,156万円。
  • 40代の勤務医の平均年収は、約1,561万円。

勤務医の平均年収は勤務地や地域で異なる

勤務医の平均年収は勤務地や地域で異なる

一般的に、会社員であれば都市圏に行くほど給与は高くなり、地方の方が給与は低い傾向にあります。

しかし、医師に関していえばその傾向には当てはまりません。

なぜなら地方、特に離島や過疎地域などの立地が悪い場所は深刻な医師不足に悩まされており、給与水準を高くしてでも医師を呼び寄せたいからです。

つまり、地方で働けば給与水準は高くなるのです。

以下の表は、都道府県別の勤務医の平均年収です。

※都道府県ごとに回答者の人数や平均年齢が異なっているので、純粋な比較ができるわけではありません。

都道府県 回答者数 平均年齢 平均年収
北海道 2,970人 52.4歳 1,685.0万円
青森 310人 49.2歳 1,684.6万円
岩手 90人 60.8歳 2,446.2万円
宮城 1,430人 45.9歳 904.5万円
秋田 420人 32.1歳 930.0万円
山形 680人 42.2歳 1,082.8万円
福島 350人 48.6歳 1,316.0万円
茨城 1,310人 37.2歳 1,320.0万円
栃木 1,670人 37.8歳 969.5万円
群馬 1,030人 46.6歳 1,716.4万円
埼玉 3,480人 42.7歳 1,185.2万円
千葉 3,070人 40.8歳 1,309.2万円
東京 8,680人 42.2歳 1,206.3万円
神奈川 4,710人 37.4歳 1,150.0万円
新潟 850人 39.0歳 842.9万円
富山 240人 38.4歳 700.0万円
石川 590人 33.2歳 704.3万円
福井 580人 42.3歳 1,383.6万円
山梨 230人 56.2歳 1692.7万円
長野 1250人 43.3歳 979.9万円
岐阜 1150人 38.2歳 1164.2万円
静岡 1190人 44.8歳 1249.4万円
愛知 4210人 43.0歳 1374.9万円
三重 850人 39.0歳 1025.5万円
滋賀 700人 39.3歳 1221.2万円
京都 4210人 36.5歳 1072.5万円
大阪 8220人 39.6歳 1073.0万円
兵庫 3040人 44.8歳 1352.5万円
奈良 1420人 38.3歳 1116.2万円
和歌山 1230人 37.2歳 1005.2万円
鳥取 470人 44.8歳 1182.4万円
島根 460人 38.1歳 1147.2万円
岡山 1120人 39.2歳 927.7万円
広島 1290人 43.8歳 1463.9万円
山口 890人 49.0歳 1483.4万円
徳島 440人 51.3歳 1211.2万円
香川 570人 50.8歳 1385.5万円
愛媛 1000人 49.3歳 1472.8万円
高知 480人 37.2歳 1280.3万円
福岡 4610人 43.0歳 1332.4万円
佐賀 340人 37.3歳 1009.6万円
長崎 610人 48.0歳 1394.0万円
熊本 1360人 51.8歳 1429.7万円
宮崎 620人 46.6歳 1399.2万円
大分 720人 41.0歳 1184.4万円
鹿児島 640人 51.5歳 1750.2万円
沖縄 1640人 44.2歳 1495.6万円

上記の結果を見ると、極端に都市部が安く地方が高いというわけではなさそうです。

しかし、多少の地域差はあると捉えてもいいでしょう。

では、都市部と地方の年収の違いを表した表をもう一つご覧ください。

経験年数 政令指定都市+東京23区(①) それ以外の地域(②) 大都市とその他の地域の格差
0 4,817,987円 6,592,320円 1.37倍
1 6,428,745円 7,394,444円 1.15倍
3 7,555,528円 9,735,111円 1.29倍
5 8,921,010円 10,221,202円 1.15倍
10 11,478,325円 13,193,558円 1.15倍
15 12,384,062円 14,891,771円 1.20倍
20 13,280,702円 15,698,678円 1.18倍
25 15,552,545円 15,424,670円 0.99倍
30 15,284,081円 16,195,352円 1.06倍
35 16,908,109円 16,790,181円 0.99倍

この表は地域別・経験年数別にみた勤務医の平均年収です。

上記の表を見ると、地方の勤務医の方が年収が高いという結果になっています。

しかし、それ以上に興味深いのは、経験年数が浅い勤務医ほど地方での年収が高いという結果です。

これは、地方で若い医師が不足しているために、年収を高く設定して若い医師を呼び込みたいという地方の思いでしょう。

  • 地方で働けば給与水準は高くなる。
  • 地方の勤務医の方が年収が高い。

勤務医の平均年収は勤務する病院の経営母体で異なる

勤務医の平均年収は勤務する病院の経営母体で異なる

勤務医の年収は年齢や地域で変わりますが、経営母体でも違いがあります。

つまり、どういった病院で勤務するかによって年収に差が生まれるということです。

まずは、以下の表をご覧ください。

経営母体 平均年収
国立(国立病院、国立大学医学部付属の病院など) 1,425.3万円
公立(都道府県立病院、公立大学医学部付属の病院など) 1,494.0万円
公的(赤十字病院、済生会病院、JA厚生連病院など) 1,387.5万円
社会保険関係法人(厚生年金病院、船員保健病院など) 1,324.1万円
医療法人(医療法人である民間病院など) 1,544.4万円
法人その他全体(私立大学の付属病院、一般社団法人など) 1,456.2万円

経営母体別に勤務医の平均年収を見ると、最も年収の高い「医療法人」と最も低い「社会保険関係法人」の間には、約220万円もの差があります。

経営母体によってこれほどの差が出る理由は、医療法人は利益を出さなければならないのに対して、国立や公立などの公的医療機関は地域医療を守るという役目があるからです。

そのため、不採算部門であっても切り捨てるわけにはいかず、財政面で難しくなるためです。

また、経営母体を問わず大学病院の勤務医も年収が低い傾向にあります。

これは、大学病院は研究をすることがメインであるためです。

しかし、最先端の医療技術に触れる機会がある、より多くの症例に当たるなど収入では計れない魅力が大学病院にはあります。

  • どういった病院で勤務するかによって年収に差が生まれる。
  • 最も年収の高い「医療法人」と最も低い「社会保険関係法人」の間には、約220万円もの差。
  • 経営母体を問わず大学病院の勤務医も年収が低い傾向。

まとめ|勤務医の平均年収は1,200万円超え

最後に、この記事をまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 勤務医の平均年収は約1,232万円。
  • 20代の勤務医の平均年収は、約611万円。
  • 30代の勤務医の平均年収は、約1,156万円。
  • 40代の勤務医の平均年収は、約1,561万円。

勤務医の平均年収は1,200万円を超えています。

これは全職業の中でもトップであり、専門性の高いスキルを持つ医師だからこそでしょう。

しかし、どの地域で働くか、どういった病院で働くかによっても勤務医の平均年収は変わってきます。

これは、自分のライフスタイルと合わせて考える必要があるのではないでしょうか。

例えば、若いうちは収入面よりも大学病院で最先端技術に触れ経験を積み、経験を積んでから民間病院に移って収入面も充実させようといった具合です。

自分の今後のキャリアやライフスタイルも考慮しながら、勤務医としてどういった働き方をするのか考えてみましょう。

ベストワーク編集長はあなたが最高の転職を実現できるように祈っています。

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