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出ない杭は抜かれる厳しい外資系コンサルティング業界

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超高給企業の2位は外資系コンサルティング業界。

外資系金融機関は成績次第で青天井の報酬体系です。

そのため、毎年の年収は数百万円で上下の変動があります。

一方で、外資系コンサルティング業界では、年齢が上がるごとにポジションも年収も上がっていくので、比較的年功序列の色が強いと言えるでしょう。

しかし、ただの年功序列ではありません。

残れれば安定した給与が約束されますが、能力が無いと判断されれば容赦ない解雇通知が待っています。

出る杭が打たれることはありませんが、出ない杭は抜かれてしまうのです。

昇格できなければ辞めさせられてしまうカルチャーという意味では外資系金融機関の考え方と同様であり、終身雇用とは真逆の世界です。

この記事では、外資系コンサルティング業界についてご紹介していきます。

全て読み終えると、外資系コンサルティング業界に転職するかしないかの判断ができるようになるはずですよ!

  • 外資系コンサルティング業界の給与水準
  • コンサルタント職は割りに合う!?
  • 激務な世界
  • 外資系コンサルティング業界への転職を考える方へ
 

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残れれば約束される抜群の給与水準!

能力があって、それを毎年のように持続できる人にとっては、これ以上ない待遇が約束されるのが外資系コンサルティング業界です。

ここでは、世界的にも最も有名な外資系戦略コンサルティング会社の給与水準を例に、その凄さを紹介します。

以下が外資系コンサルティング業界の給与水準です。

外資系コンサルティング業界の給与水準

大学卒業後の新入社員は「アソシエイト」という役割で勤務することになりますが、最初から年俸制を導入され、550万円程度が約束されます。

大学院卒であれば600万円程度からスタートできることになります。

順調に仕事をこなせば、3年目には「コンサルタント」に昇格することができます。

外資系コンサルティング業界に勤める人にインタビューすると「それほど難しくないです」との答えが大半ですが、実際は同期で7割程度の昇格率と言われます。

つまり、最初の選別(昇格orリストラ)がこの3年目になるわけです。

コンサルタント職になると、いきなり基本年俸が「1200万円」に設定され、さらに会社の業績連動で300万円から300万円程度が加算されることになります。

仕事の中身はそれほど変化しないものの、年俸だけは倍増するため、モチベーションが上がる仕組みが用意されているのです。

つまり25歳にして、すでに1000万円プレーヤー(実際はそれ以上)に仲間入りできるのです。

次の分岐点は28歳から30歳頃に訪れる「プロジェクトリーダー職」への昇格審査です

このポジションはいわゆる一般企業における管理職・マネージャー職に該当し、部下を従えて成果を発揮することが求められますので、コンサルタント職と比べると非常に厳しい審査内容です。

年収も「1800万円+業績加算」という水準に達して、確定申告の対象になります。

ハードルの高さで言うと「ここまで来ると、同期で残る人は5割程度(元外資系戦略コンサルティング会社員)」という次元で、30歳までに昇格できなければリストラの道が待っています。

コンサルタント職が1番割に合う?!

コンサルタント職は通常は2年から4年で、以降は「プロジェクトリーダー職」に昇格するか、途中で辞めていくかになります。

次の「プリンシパル職」は、通常は30代中盤になってからとなりますが、早ければ30代の前半も就任が可能なポジションです。

尚、プリンシパル職は、複数のプロジェクトに責任を持ち、営業活動のミッションも課せられることになる重責ですので、残れるのは全体の2割程度となります。

共同経営者でもある「パートナー職」になると、もはや5%未満の生存確率になります。

上のポジションに昇格すればするほど、査定基準も厳しくなり、売上が残せなければ即刻リストラが宣告されることになります。

ですから、たとえプロジェクトリーダー職やプリンシパル職に上がれたとしても、長期に渡ってそのポジションを維持するのは難しいのです。

「コンサルタント職が年俸水準と責任のバランスでは1番割に合うかもしれません。3年ですけどね…(元外資系戦略コンサルティング会社員)」の通り、コンサルタント職のまま4年以上在籍し続けることは稀なため、通常は新卒で入社してから5年以内に辞めて、次の道に進むケースが多いと言われます。

終電で帰れれば早いと言われる激務な世界

アソシエイト職やコンサルタント職の場合には、通常はプロジェクトリーダーの指示を受けながら仕事を進めるのが基本となります。

データの解析、クライアントへのインタビュー、クライアント社員に同行しての現場視察など、様々な分析材料を収集したうえで、仮説を立ててソリューション提案資料を作成するというのが一般的な仕事の流れです。

1日の中で2、3度のミーティングを行いながら、この資料を磨き上げていきます。

基本的には、プロジェクトリーダーに資料をレビューしてもらい、受けた指摘事項を取り込んで修正する、という作業の繰り返しになります。

自分自身が事前にどれだけ隙の無い考えで資料を作成しても、プロジェクトリーダーに「ダメ」と言われたらやり直しです。

外資系コンサルティング業界の場合、この上下関係は絶対であり、アソシエイト職の時に徹底して教え込まれます。

「おまえが言えるのは”はい”だけだ」「あ、あと”Yes”ね」という具合です。

このように自分のペースで仕事を進められるわけではないため、基本的には毎日午前様です。

週5日間のうち、2日は深夜2時から3時にタクシー帰り、2日は12時頃に終電帰り、残り1日はクライアントや上司との飲み会で同様に終電帰りです。

土日であっても、自宅から会社のネットワークに接続して翌週月曜日の準備を行います。

3日間、家にほとんど帰らない状態で仕事が続き、失神した人もいると言われます。

以下は20代で外資系コンサルティング会社に勤めている方の1日の仕事の流れです。

1日の仕事のスケジュール

外資系コンサルティング業界への転職を考えている方へ

以下はキャリアアドバイザーからの伝言です。

もし、あなたが外資系コンサルティング業界に転職したいと考えているであれば、以下のコメントを読んでみてくださいね。

キャリアアドバイザーからの総括コメント

まとめ|外資系コンサルティング業界はきつい!

この記事では、外資系コンサルティング業界がどんな業界なのかをお伝えしてきました。

まとめると、以下の通りです。

まとめ
  • 給与水準は全業界の中でもトップクラス
  • リストラは普通にある
  • ストレスを感じやすい業界

ベストワーク編集長はあなたが最高の転職を実現できるように祈っています。

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