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外資系へ転職するなら知っておきたい「ダイレクトリクルーティング」とは?

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今、私が人材紹介を行う中で困ったことが起きています。それは、外資系のクライアントから、人材紹介の依頼をストップされているということです。


もちろんすべての外資系が、というわけではないのですが、そういう傾向が増えているのは1つ事実としてあります。


一方で、転職サイトには外資系の求人が掲載され続けているのも事実です。エージェント経由ではなく、転職サイトを中心に採用活動を行う、という変移がみられるのです。


今、外資系採用の現場で何が起きているのか。求職者のみなさんにも関係ある話なので、業界裏事情をお話ししていきましょう。


【目次】

1.外資系企業が転職サイトから人材採用する理由



では、今外資系の企業が転職サイトを中心に採用活動を行っているのはなぜかということについてお話してまいりましょう。



1-1.ダイレクトリクルーティングって知っていますか?

みなさんは、「ダイレクトリクルーティング」という言葉をご存知ですか?


ダイレクトリクルーティングとは、直訳すると「直接雇用」です。


「間接雇用」という言葉があるのかどうかは定かではありませんが、人材紹介会社のような「仲介業者」を介さない採用だとお考えください。転職サイトに登録している人材に対して、採用する企業が直接オファーをかけて応募者を集めるのがダイレクトリクルーティングです。


テレビでおなじみのビズリーチは、この「ダイレクトリクルーティング」が流行ってきたからこそ人気の出てきたサイトだと考えてもらえたら良いと思います。



1-2.外資系企業がダイレクトリクルーティングに変えた理由



では、なんで外資系企業がダイレクトリクルーティングに変えたのでしょうか。それは一言でいえば「コストカット」です。


実は、ダイレクトリクルーティングをやっている外資系企業は、数多くの方を採用する企業です。


一人頭の採用コストを、150万円程度を想定してください(もちろん人にもよりますが今回は150万円で仮定してください)。


数多くの方を採用する場合、例えば10人を採用すると考えると1500万円、20人採用すると3000万円かかるということになります。結構大きなコストですよね。


しかし、人材広告を使うと、うまくいけば1か月の掲載(100万円程度を想定してください)で3~4人取れることが想定できます。そう考えると500万円あれば20人採用できる計算となります。




しかし、20人採用するということは、その何十倍も書類選考を行わなければなりません。従来であれば、人材紹介を使うことでこの書類選考を相当数減らしていました。いわば彼らにとって重要だったのは「自社に見合う書類の最大化」だけだったのかもしれません。


裏を返せば、彼らの課題は「大量の書類選考を早急に対応に処理すること」でした。そこで、彼らがとった方法が「採用代行(RPO)」の活用です。


ITの常駐のように一人頭「3か月~万円」で2、3人契約し、3か月300万円のコストかかると仮定するならば800万円で20人の採用が済む計算となります。もちろんこんなにスムーズに採用がうまくいくとも思えませんがかなりのコストカットが見込めるという計算となります。





1-3.あなたにとって何が変わるのか

さて、なんで外資系企業が転職サイト経由での採用を中心に変えたのかということは理解してもらえたと思いますが、それがあなたに何の関係があるのでしょうか?


一番のポイントは「転職する際に、転職エージェントを使えない」ということです。


転職エージェントを使うことで、情報・スケジュール調整を全部丸投げできたのですが、それができず、自分で転職サイトを使って各種調整を行わなければならないし、情報収集もしなければなりません。結構手間がかかるということなのです。


また、転職エージェントが利用できない一番のデメリットは年収交渉の場面でしょう。金銭の交渉は面と向かってしにくいものですし、交渉時にしこりが残ると入社後に気まずい思いをするかもしれません。日々さまざまな案件に触れているエージェントと違って求職者個人では相場観がつかみづらいというのも交渉を難しくする要因になります。


大手外資系を目指す場合はそれを想定したうえで転職活動を行ってください。



1-4.まとめ


エージェント吉田

各採用企業は、当然ですが求職者の都合よりも自社の都合を考えます。
大手外資系というのは「うちにきたいならチャレンジすれば」というのが基本スタンスですので、外資系企業の採用はダイレクトリクルーティングが主流になることで、あなたの負担が増えます
あなたがエントリーしたい外資系企業の求人が転職エージェントから受けられない可能性と調整の手間だけここでは認識してもらえたら良いでしょう。


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2.外資系への転職における対策



では、外資系大手に転職するためにどのような対策をすればいいのでしょうか。


素直に転職サイトだけ使っていては、ライバルに一歩遅れをとってしまいます。より賢く転職するために、裏技をお教えしましょう。



2-1.転職エージェント併用のススメ

結論から言えば、転職エージェントを併用してもらうといいでしょう。


なぜなら、ダイレクトリクルーティングをやっている会社も、元をただせば転職エージェントを使っていた会社が大半なのです。


そのためエージェント側は、過去採用支援をしていたその会社に関する情報をもっているはずです。転職エージェントにヒアリングすることにより、過去の採用実績や配属実例、離職率まで、転職サイト経由では知りえない情報を得ることができます


また、あなた自身は転職サイト掲載のみの外資系企業と面接等の調整をしなければいけませんが、ほかの調整は転職エージェントに任せてしまうことができます。


情報源となり、かつ面倒な調整の大半をやってくれる転職エージェントを使わない手はありません。ポイントをおさえて転職サイトを使い、他は転職エージェント経由で転職活動を進めましょう。





2-2.外資系でも転職エージェントを利用しているところもある

では、外資系はすべてダイレクトリクルーティングだけで採用をしているかといえば答えは「NO」です。


前提として、ダイレクトリクルーティングをやっている会社の採用数は多い会社が多いので、裏を返せば、退職者も多いということです。


逆に言えば、全部がそうだとは言いませんが、外資系でも定着率の高い会社であれば、転職エージェントを使った方がメリットがあります。


外資系大手でも内部定着率の高い会社はエージェント経由で受けられるのです。そのことも同時に認識してください。



また、採用数の多い職種ではダイレクトリクルーティングを行いつつ、転職サイトになかなか登録をしないハイクラス人材の採用については転職エージェントを利用しているというハイブリッド型の採用をしている外資系大手も珍しくありません。幹部クラスや高待遇での採用を望むのであれば、転職エージェントを利用した方がよいでしょう。


2-3.転職エージェントを利用して転職サイトの企業で内定をとる方法



あなたが数社エントリーする中で、エージェント経由よりも自分で転職サイトから受けた企業に行きたい場合もあると思います。その場合も転職エージェントをうまく利用してください。


どう利用するかというと、転職エージェント経由で同じ業界・職種の外資系企業に応募し、その面接対策をやってもらうという利用方法です。


なぜかというと、同じ業界の外資系企業なんてものは多少違えども考え方は同じです。「どうやって成果を上げていくか」、「ちゃんと長期で継続勤務できるか」というこの2点が質問の核となります。


質問は大体同じなので、ほかの会社の面接対策においても十分対応できます。また、転職エージェントはお人よしのキャリアアドバイザー(キャリアコンサルタント)が多いので、うまくいけば有益な情報を引き出せる可能性もあります。



2-4.転職エージェントから情報を引き出そう



上述の通り、転職エージェントは少なくともあなたより沢山の情報を持っています。


そのキャリアアドバイザーが持っていなかったとしても、その業界に詳しい担当がいるはずです。そこからあなたの欲しい情報をしっかり引き出していきましょう。


ただ、あなたにとってプラスになる情報より、どちらかといえばネガティブな情報を提供してくるはずです。転職サイト経由で転職されてしまったら、そのキャリアアドバイザーの売上にならないのですから当然ですね。


その時、あなたが聞くべき「ゴールデンクエスチョン(黄金の質問)」は「なんでそんなあぶなっかしい会社なのに選ぶ人が多いのですか?」です。


その質問をしたら、転職エージェントが持っている求人を決めるために「決めきれない」状況を避けるべく教えてくれるはず、また教えてくれないまでも何らかの糸口をくれるはずです。


とにかく、転職エージェントの持っている情報を可能な限り引き出しましょう。少なくともネットの情報以上の何かを持っていると考えるべきです。



2-5.まとめ


エージェント吉田

転職活動において必要なものは「情報」です。
良質情報を得ようと思うならば、独力でやるより転職エージェントを利用したほうが有益です。
ただし、転職エージェントの利益にならないため、簡単には情報をくれない可能性があります。
そのため、馬鹿なふりして情報を取りに行ったり、そのエージェントで進捗している求人があればそれを引き合いに情報を取りに行ったりという動きを取り、良質な情報を獲得しましょう。


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3.総括


いかがでしたでしょうか。


大手外資系の転職を行うにあたり、ダイレクトリクルーティング主流の風潮となり、転職サイトからでないとエントリーできない会社が増えてきました。


それはそれであきらめるとしても、そうだからこそ転職エージェントの活用は引き続きしていきましょう


少数採用の外資であれば転職エージェントを活用しますし、そうじゃないにしてもあなたが受ける企業の情報を転職エージェントが持っている可能性があります。その場合はしっかり獲得・利用し、あなたのほしいゴールに向けまい進しましょう。


人の活用と情報収集は仕事をするうえで重要な技能です。ぜひ、それを対転職エージェントでやっていくと、あなたの仕事の幅が広がるかもしれませんね。




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