プロが教える転職エージェントの選び方 ~効率的な転職活動のために~(前編) | Best Work

プロが教える転職エージェントの選び方 ~効率的な転職活動のために~(前編)

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数ある転職エージェントを選ぶのは容易ではありません。大手が良いのか?それとも特化型が良いのか?1社か?複数社か?など、いくつもの選択肢があります。

プロは実際どのように考えているのでしょうか?是非とも参考にしてみてください。

【登場人物】

名前 :インタビュアー
過去に1度転職を経験している35歳男性
転職エージェントを利用して転職したが、本来自分が希望していた会社には転職できず、紹介された企業に中途半端な気持ちで転職してしまった。今回、2度目の転職を希望しておりどのように活動したら良いかを悩んでいる。
名前 :伝説のキャリアアドバイザー
過去に大手転職エージェントのキャリアアドバイザーとして300人以上の転職を実現した実績のある敏腕アドバイザー。現在はフリーランスのアドバイザーとして、スカウトやヘッドハンティングなどを中心に優秀な人材の仲介を行っている。


転職エージェントインタビュアー

本日は、この転職コラムの読者の方から質問が届いていますので紹介させていただきます。

伝説の転職キャリアアドバイザー

嬉しいですね。よろしくお願いします。


伝説の転職キャリアアドバイザー

実は私も最近この質問を良く受けますよ。

転職エージェントインタビュアー

本当ですか?

伝説の転職キャリアアドバイザー

ここ数年転職市場は「売り手市場」ですからね。

転職エージェントインタビュアー

つまり「求人案件>求職者」ということですね?

伝説の転職キャリアアドバイザー

そうです。

転職エージェントインタビュアー

じゃあ、企業側にとっては転職エージェントに委託して優秀な人材を確保したいということですね?つまり、転職エージェントのニーズが高まるわけだ!

伝説の転職キャリアアドバイザー

転職エージェントどころか、転職サイトなる媒体も増えてきていますので、まさに群雄割拠の時代と言えるでしょう。
しかしながら、飽和し始めているからこそ、転職エージェント同士で良い意味の競争が起こりますので、サービスは次第に良くなっていくという見方もできます。
求職者としても、選ぶ会社さえ間違えなければ良いサービスを受けられることが期待できます。

転職エージェントインタビュアー

確かに長期的に見れば期待できますけど・・・

伝説の転職キャリアアドバイザー

これじゃあ答えになっていないですよね(笑)

転職エージェントインタビュアー

大手転職サイトだと500社以上の中堅転職エージェントと提携しているという話を聞いたことがあります。500社ですよ?500社!

伝説の転職キャリアアドバイザー

本当に多すぎますね(汗)

転職エージェントインタビュアー

何か良い選び方はありますか?

伝説の転職キャリアアドバイザー

そうですね。まずは、大手といわれる転職エージェントに登録してみることをお勧めします。
たとえば「リクルートキャリア」「インテリジェンス」などですね。

転職エージェントインタビュアー

いきなり固有名詞が出ましたが、実際どうして大手が良いのでしょう?


大手のメリットは求人件数が多いこと

伝説の転職キャリアアドバイザー

大手の最も良い点の1つに求人件数が圧倒的に多いことがあげられます。
求人件数が多いことが、どの求職者にも共通してメリットになるとは限りませんが、1社に登録するだけで網羅的に情報を取得できるという点で効率的なのです。
また、これはあまり知られていないことなのですが、大手の金融機関や製造メーカーなどは、最大手の転職エージェントとしか取引しない場合があります。このような意味でも、最初は大手の転職エージェントが良いでしょう。

転職エージェントインタビュアー

最初はということは、次があるんですか?

伝説の転職キャリアアドバイザー

私が求職者なら、大手に登録した後に、もう1社に別の中堅転職エージェントに登録しますね。

転職エージェントインタビュアー

大手で求人が網羅できるのならもう1社登録する必要はないと思うのですが、どうしてでしょうか?

伝説の転職キャリアアドバイザー

大手だけだとスピード感が鈍るからです。
リクルートキャリアやインテリジェンスは求人件数だけでなく、登録者の数も多いですよね?ですから、1人のキャリアアドバイザーに対して、求職者が100人以上となるケースもあります。

転職エージェントインタビュアー

そんな割合なんですか?つまり、これがキャリアアドバイザーからのレスポンスが悪いと言われる原因ですね

伝説の転職キャリアアドバイザー

その通りです。
もう1つは、人気企業に応募者が殺到した際に、事前の社内選考で落選してしまう確率が高くなることです。1つの求人に100人の応募があったら、実際に企業側に推薦するのは10人程度でしょう。

転職エージェントインタビュアー

そっかぁ!?推薦リストから漏れてしまう弊害があるんですね(泣)

伝説の転職キャリアアドバイザー

そこで、もう1社の転職エージェントの登場です。
情報収集を大手エージェントで行い、実際の応募をもう1社の中堅転職エージェントで行うと、この問題は解消できるんです!

転職エージェントインタビュアー

中堅というのはポイントですか?

伝説の転職キャリアアドバイザー

そうです。おそらく、リクルートキャリアとインテリジェンスにそれぞれ登録しても、それほど変わらないでしょう。どちらかは事実上利用しなくなるかもしれません。

転職エージェントインタビュアー

利用しなくなるのですか?

伝説の転職キャリアアドバイザー

はい。原則として転職エージェントの利用数は少なければ少ないほど良いです。これ絶対です!!

転職エージェントインタビュアー

わかる気もします。というか、連絡を取り続けるのが面倒臭くなるんです。

中堅のメリットは親身なサポート

伝説の転職キャリアアドバイザー

その通りです。ですから、大手の転職エージェントを2社利用しても意味がありません
中堅の転職エージェントはキャリアアドバイザー1人が担当する求職者が10人未満です。ですから、非常に親身にサポートしてくれます

転職エージェントインタビュアー

中堅の良いところですね。

伝説の転職キャリアアドバイザー

ここでも、あまり知られていないポイントをご紹介!
中堅の転職エージェントでは企業向け営業と求職者のキャリアアドバイザーを1人が兼務することが多いんです。これは、企業の状況をタイムリーに求職者にフィードバックできるというメリットがあります。

転職エージェントインタビュアー

それ確かにポイントかも!
求人件数は大手にかなわなくても、サポート力で挽回ということですね。

伝説の転職キャリアアドバイザー

ですから、私の場合は大手と中堅に1社ずつエントリーすることをお勧めしているんです。

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