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自身の転職市場価値を、知っていますか?年収相場を知るために

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私は転職エージェントという仕事柄、日々色々な求職者にお会いしていますが色々な求職者がいらっしゃいます。その中で一番見受けられるのが「年収を下げたくない」という、若手の方です。また、「業界を変えたいけど年収あげたい」 という結構無茶を言ってくる方も多くいらっしゃいます。


程度問題や状況もあるので一概にはいえませんが、自分の相場を分かっていますか?
業界経験もなく、何もその会社で成し遂げてないのに給料上げろって普通に考えてどうかしていると思いませんか?


そんなわけで今回はあなたの「市場価値」についてお話したいと思います。


【目次】

1.転職とは自分を市場に出すようなもの



転職するまでは、今まで所属していた会社の価値観だけであなたの値段、つまり給料が決まっていました。会社の中にいることで多少の変動はあっても安定した値段がつけられていた状況です。


しかし、転職をするとなると株式市場や築地市場のように、客観的に値段がつけられる「市場」に出されるということです。あなたの今の給料というのは参考値にはなりますが、転職を行うことであなたは「市場の価格」で給料が決まることになります。
まずはこの前提に立って下さい。



1-1.自分は売れる人だと思いますか?

何かの商品を売るためにはTVCMを使ったり、営業マンが売り込みをかけますよね。面接でもよく自己PRをしてくださいと言われるかと思いますが、PRできるだけの何かがあるのか自分に問いかけてみましょう。


物を売るとき、売り方は大きく2つに分かれます。「安いから買って」か「高いけどそれだけ価値があるよ」かの二者択一なはずです。なぜ、転職市場だけ「今は使えないけど高く買って」が成立するのですか?
この認識を持ちましょう。


1-2.売れる人とはどんな人?



では売れる人とはいったいどんな人でしょうか。状況にもよりますが、大きく3点です。


① 即戦力の高付加価値人材
給料は高いが、その分高い成果を出してくれることが期待できる人物、もしくは市場になかなかいない経験をもつ特殊技能をもつ人物


② 素材がよい、育成枠人材
給料はそれなりでなにより素材がいいため育成しだいで将来的に活躍を見込める人材


③ お買い得!足りないリソースを埋められる穴埋め人材
安いけど、その分多くを求めない穴埋めに最適な人材。とにかく人が足りないから単純に枠を埋めたいときに採用したい人物


こんなに企業側が明確に人材を分けている訳ではありませんが、このようなイメージで採用ミッションが決まり、どの層を取りに行くかが決まります。
そう考えたときあなたは、どこに当てはまりますか?しっかり考えてみてください。




1-3.価値がないくせに高い値がついているのは現職のお陰



上にあてはまらないのに、それなりに高い給料で働いている方、実はあなたが凄いのではなくて会社が凄いのです。あなたが成果を出しているのもあなたではなく顧客と会社に生かされている可能性が有るのではないですか?


事実がどうかはともかく、そのことを一度考えてみるといいでしょう。会社の力で生きているけど、自分の力でお金を貰えるようになって初めて市場価値が上がる、そのことを理解しておいてください。



1-4.まとめ


エージェント吉田

仕事の不満、会社の不満があるのはわかります。給料を上げない気持ちもわかります。でも、なんにも成果をだしていないのにいきなり給料を上げてくださいは企業側も首をかしげてしまうのではないでしょうか。


高いお金で私を買ってください、そのかわり買ってくれたら御社の求める成果を出せます、根拠はこれです!まで言える人がはじめて市場価値があり、高く買ってもらえる人と言えるということを認識してください。



2.市場価値を上げるには



では市場価値を上げるにはどうしたらいいでしょうか。
結論からいえば仕事ができる人になることです。ではどうなったらなれるでしょうか。基本的な考え方をお話します。


2-1.目標とボトルネックを知ろう

まず考えなければならないのは、「目標」です。

どんな仕事をしてお金を稼いでいきたいのかということを明確に考えましょう。

営業であれば何を売っていきたいのか、バックオフィスならどんな専門技術をつけて稼いでいきたいのか、エンジニアであればどんな技を身に着けていくのか、など自分がどの領域で勝負していきたいかを明確にしましょう。


ワークライフバランスをすべて無視するというのはよくはないのですが、そこをある程度無視してでも頑張って能力をつけたい「何か」、またどこまでの高みを目指したいのかをはっきりさせてください。


そして、あなたはその目指すものを目指すのに何が足りませんか?あなたがその高みを目指すのに何が邪魔をしているのかをしっかり分析してみましょう。




私の話で恐縮ですが、私は転職エージェントをやりたいと思ったとき、とにかく生活できるレベル感で転職エージェントとして私を採用してくれる会社に入るときめ、人材紹介業に飛び込みました。(そして、私の人生で大失敗な転職だと位置づけています。)


この会社は入って分かったのですが別にエージェントを片手間でやっている会社だと知り、もっと人材紹介業のセオリーを知りたい、自身の領域を持ちたいと考え、会社から戦力外通告を受けたこともありましたが再びこの希望を叶えるべく大手転職エージェントに入社しました。


私は転職エージェントとして業界で認知されるプレイヤーになりたい、3年後にはこの大手エージェントを辞めるからそれまでに実力をつけたいと思いクライアント開拓から、スムーズに案件を進める方法、求人を自身の売り上げにするためのヒアリング方法など都度課題を持ちながらテーマを設定し、仕事を進めてきました。


今私は、私の担当領域をまったくやっていない会社に自分の名前を出せばすぐ仕事を任せてもらえるだけの認知をしてもらっています。まだまだ業界で認知されるエージェントになるまでは至っていませんが、確実に自信をもって「やれる」という実感をつかんでいます。


まだまだ大したプレイヤーではありませんが、私は7年前最初の会社にいたときダメな社員として位置付けられていました。まったく仕事に対し自身がありませんでした。ただ、目標をもって日々悪戦苦闘していく中で自信をもって仕事ができるようになったことを自負しています。


そして、成果をだしてきている「プロ」はどんな世界でもこのように悪戦苦闘し頑張って成果をだしているのだという実感を得ることができました。


少しまわりくどくなりましたが、年収をあげるということは「プロ」をとして成熟していく中で実現できていくものです。漠然と転職エージェントに行って、転職して実現するものではありません。日々の仕事に葛藤しながら実力をあげた人が成し遂げられるハードルの高いことなんです。



2-2.転職エージェントを利用しよう



あなたが目指すプロへの「道」が決まったものの、目標とする年収に到達するためにどのくらいの能力や経験が必要か分からなくなったら、転職エージェントに行って実際の求人を見せてもらってもいいでしょう。どれくらいの経験が必要で、どんな能力が必要なのか見せてもらうというのも1つの方法です。


その時に行くのはリクルートやDODAではなく、専門系のエージェントのほうが良いでしょう。企業担当をやっていないキャリアアドバイザーはおそらくそこまでのことを語れないはずです。それよりも専門系エージェントであればそのあたりの相場観を知っているはずですし、キャリアプランを構築していく中で転職という選択肢を今のキャリアを考えながらどう展開するか、そのプロセスの中で転職をしたほうがいいのかなどのアドバイスをもらえる筈です。転職エージェントを上手く使うというのもお勧めする方法です。


2-3.行動方針とアクションプランを決めよう



目標と、ゴールが決まったら、どう行動していくのかを決めましょう。今実力をつけて社内で成長するという選択肢をとるのか、もしくは一定の能力をつけたのち転職をするのかなど今後の計画を決めましょう。


いつまでにこれとこれができるようにする、ということを目標にしておくと非常に分かりやすいですね。


上述した私のキャリアプランであれば、「大手エージェントで3年間働いて、1人前の転職エージェントになる」が目標と期間設定です。具体的な課題を明確にし、何をどう解決するべきかの計画を立ててる。そうすれば、課題とTO DOが明確になり、何をすれば良いかをはっきりさせる、ということがポイントです。


自分の課題を認識し、やるべきことを単純化しておくとより自分の成長を認識しやすくなります。


2-4.振り返りをしよう



上記のように課題を明確にしたら、課題を細分化し、今日はどこまでやろう、今週はここまでやろうという自分の「短期目標」を決め、その目標が達成したか振り返りをしてみましょう。


できてなかったら、原因を明確にしどう修正していくか、できていたら次に何をやるかを考えていくというのを考えていくと1週間の過ごし方が変わってきます。


私のおすすめは、週末に漠然とでもいいので自身の過ごした1週間を思い出し、月曜日の午前中に今週の目標設定と先週の振り返りを行うことです。

これをすることで1週間仕事をやりきるための目標ができるので非常に仕事がスムーズに進みます。


1週間漠然と仕事をするのではなく、1週間何をしよう、1日のはじめは「今日は何をしよう」を明確にしながら仕事をすると1日の仕事の仕方がかわってきますよ!


2-5.まとめ


エージェント吉田

あなたが市場価値のある人になるためには、目標管理と目標設定が必要です。

「仕事ができる人になるぞ!」と思っても何をやっていいか分からなければ漠然と勤務時間を過ごしてしまいます。そのため、目標をどれだけ具体的にできるかというのがカギになってきます。

そしてゴールには期限を決めましょう。

これを描けない仕事を現状しているならば、目標を描けるような会社に転職するというのもアリでしょう。(ここでは年収をあまり期待しないでくださいね)



3.総括



いかがでしたでしょうか。


お金を稼ぐことは容易なことではありません。お金を稼ぐためには売れる人になるのか、24時間働くかどちらかです。場合によっては両方やらなければならないかもしれません。間違えても、何の根拠もなしに「給料上げたいから転職します」が通用する世界ではありません。


給料を上げたい、年収を上げたいのならば、今の会社が給料を上げるから自社で長く働いてほしい、もしくは他の会社がその能力を高いお金をだすから買いたいと言ってもらえるようになるまで実力をつけることです。


そして、給料の高さは責任の重さです。あなたが高い給料をもらうことで、その重圧を受け止められるのか、そのことについても同時に考えてみるといいでしょう。お金を多くもらうことのリスクを受け止められるようになるためにもしっかり技能をつけていくことが大事なのです。


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