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2017/11/20

今さら聞けなかった⁉転職時に職務経歴書に書くべきこと

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転職活動を行う上で履歴書とともに作成をしなければならない「職務経歴書」ですが、これの作成において非常に頭を悩ませた経験をみなさんはお持ちではないでしょうか。

特に頭を悩ます要因となるのはおそらく自己PRでしょう。


また、職務経歴書を作成するにあたり、意外と「知らなかった!」というようなポイントもあるかと思います。


そこで、今回は「職務経歴書」の書き方についてお話ししたいと思います。


【目次】

1.職務経歴書とは



まずは、「職務経歴書」とは一体何か、「面接」とは何か、ということを例えを交えてお話をしたいと思います。



1-1.職務経歴書はあなたのパンフレット

結論から言えば、職務経歴書はあなたのパンフレットで、面接とはあなた自身があなたを売り込むプレゼンの場として考えてください。


前提として、企業は自社の売り上げを上げるためにいろいろなものを買います。例えば、ものを作るための設備、また、ものを作るための材料などもそうですね。そして、自社で何かを実現するためにもっと必要なものが「人材」です。


自社を栄えさせるためには、会社が求めるような人を採用しなければなりません。例えば、自社の製品を拡大して売りたいというのを実現するためには「営業職」の採用が必要ですし、新しい製品を作りたいとなると「開発」の人材が必要でしょう。


とはいえ、営業や開発ができるのだったら誰でもいいかといえばそうではありません。実際に会う人は時間もあるのである程度絞り込みたいですよね。


その「見たい」「会ってみたい」商品を品定めする場所、それが面接です。そして、あなたはその会社に自分自身を売り込んで買ってもらわなければなりません。


あなたという商品を買ってもらうためには、まず、プレゼンの場に行かなければならないので、最初に採用企業から会ってみたいと興味を持ってもらう必要があります。


その気を引くためのパンフレットが「職務経歴書」だと思ってください。



1-2.あなたという商品の特性は?



職務経歴書はパンフレットだと言いましたが、ここで伝えることは一体何でしょうか。


それは、「あなたは一体何ができる」「どんな特徴があるのか」というあなたを採用するメリットを伝えることです。


では、どうやって伝えるのかというと2つの側面で伝えてください。それは「定量的」にということと、「定性的」にということです。



まず「定量的」ですが、あなたがこれまで作ってきた実績を数字で表現するということです。


例えば、エアコンを売るときに「電気代10%カット」で「2倍に涼しい」というと、節約になるし、ちゃんとエアコンが効くからから買いたいという購買意欲をそそるでしょう。このように、具体的な数字は、買いたいと思う人の心をつかむ効果があります


営業職の場合だと特にそうですが、実際にどれくらいの売り上げを出したのか、社内の順位で何位だったのかが分かるだけで、「会ってみたい」と思わせることができるでしょう。


あなたが行ってきた仕事の実績を必ず数字で記載しましょう。




次に「定性的」ですが、同じエアコンを例にとると、「マイナスイオンできれいな空気を実現」という内容だとしたら、今のエアコンの風が嫌いだからさわやかな風を味わいたいと思う方に訴えかけることができます。


このように、あなたの人間性、考え方などを聞いて訴えかけられるような内容を記載しましょう。


相手に刺さる数字と言葉であなたの持っている能力や実力をしっかり表現させて下さい。



1-3. 表裏1枚が基本



パンフレットは、情報が凝縮されていて読みやすいものがお客さんの立場からしたらありがたいでしょう。


そのためには、だらだら書かず、分量をまとめてあげるということが大事です。


その目安はワードで表裏1枚が理想です。おそらく何かの商品のパンフレット見るとき、あなたは流し読みをしながら要点を押さえに行くはずです。


書類審査をする側もまさに同じ感覚です。長い文章を読むというのは力のいる行為ですのでそういった工夫が必要です。



1-4.まとめ


エージェント吉田

まず、職務経歴書はあなたの「パンフレット」です。この意識をもって下さい。

相手に、あなたの良さを簡潔に、そして重要なポイントを伝え、あなたを買ってもらうような意識をもって書いてみてください。

そして、「面接」というプレゼンの場へ進めるようにしましょう。



2.実際の職務経歴書を見てみよう



では、実際の職務経歴書にどのように記載していけば良いのでしょうか。


まずは職務経歴書の構成を見てもらいましょう。職務経歴書は作成する側によって多少異なっているのですが、これは実際に私が作成した職務経歴書の構成になります。



職務経歴書の構成

①職務要約
②職務経歴
③活かせる経験・知識・技術
④資格
⑤自己PR


2-1.あなたは何者ですか?

まず、職務経歴書において最初に記載する「職務要約」とは、あなたはどんな人で何をしてきた人なのかということを簡潔に伝えるものとなっています。


これを記載することで、あなたに対しての全体的な理解をしてもらう内容という位置づけで理解してください。


書き方としては以下のような何年どの会社で何をしてきたか、程度の書き方で良いでしょう。



■職務要約

1社目○○株式会社経営企画、経営管理部門で5年程度業務に従事。現職の××株式会社××では、クライアントは▲▲業界を対象した人材紹介営業に3年程度従事しました。


2-2.あなたが何をやってきてどんな成果を出したか表現しよう



次に、実際どのくらいの期間、あなたがどんな成果を出してきたかを記載してください。


ここで、面接官は書類審査の中で最も確認するポイントで実際に何をやってきたか、どんな成果を出してきたのかを客観的に見ていくポイントになります。


ここではその一部だけ記載しておきます。





このように、どんな組織にいて、どんなことをした結果、どのような成果が生まれた、ということを読み手側に簡易に伝えてあげるというのが大事です。


ここについてはあらゆるフォーマットがありますが、「所属した会社名」、「在籍組織名」、「仕事内容」、「自分がどんな取り組みをしたか」、「成果」というのを記載してあげることが重要です。


2-3.何ができる人ですか?



次に、資格や技能など何ができる人なのかを伝えてください。


ポイントは以下の通りです。



・自分のできることは何かを伝えること
自分のできることに「定量」、「定性」を交えて書いてください。「~%」といった数値、「~ができた」などの自分の能力のアピールを交えておくと良いでしょう。


・余計なものは書かない
例えばTOEIC700点だと英語ができるというアピールになりますが、TOEIC400点程度だと英語ができるとはみなされないですよね。むしろなんでこんな中途半端な点数なんだろ、と勘繰られることすら考えられます。余計な資格などを書かないということです。


・事務職志望者はPCスキルについて詳細に描く
PCスキル、特にエクセルの技能というのは、職種によっては非常に重要です。マクロが組める、関数程度など詳細な技能を事務系の仕事を志望される方は書いてあげると良いでしょう。


記載例としては以下の通りです。


■活かせる経験・知識・技術

・PCスキル
→Word,:文書作成可能
→Excel:表作成、関数使用可
→PowerPoint:資料作成可能
・新規開拓営業スキル:社内最多月内12件の新規開拓に成功
・人材紹介における企業・求職者へのヒアリング・マッチング能力

■活かせる経験・知識・技術

・TOEIC 720点(20××年◇月) ・普通自動車免許1種(20××年◇月)


2-4.あなたの商品特性を書きましょう



おそらく未経験業界・未経験職種の方にとっては一番重要なのが「自己PR」です。


ここで重要なのは以下2つのポイントです。


・簡潔さ
あなたの良さを一言で頭出しすること。「~力」と書くと一言でまとめやすくなります。


・具体的なエピソード等を織り交ぜる
「例えば」や「具体的には」などという言葉を枕詞として具体例を入れておくと話に説得力が増します。


これらを考えるプロセスとしては、「どんな成果を出したのか」というところから考え、「成果を出すためにどんなことをしていったのか」というところに落としていけば、自分ではあまり工夫していないにしても、実は色々工夫をしていたということが意外と多くあります。


そういった「工夫」を思い返してみるとよいでしょう。記載例は以下の通りです。実際の職務経歴書には自己PRを3点から5点ほど用意しておくと良いでしょう。


■自己PR

・コミュニケーション力
新規顧客に対しては、情報提供、募集人材に関するヒアリングによる自身の見解を述べることを行い、能力のある担当であることを認識してもらうことを徹底。

また、証券会社勤務時に培った経済感覚、人事評価制度に関する知見からスポーツ、時事ネタ、あらゆる地域に住んだ経験のあるご当地ネタ、高校・大学の偏差値など幅広い雑学を商談の間に挟むことで頼りになる担当でかつ面白いと思ってもらえるようなコミュニケーションをとることを意識した。


2-5.まとめ


エージェント吉田

職務経歴書のフォーマットというのは、一見なんとなく作られていますが、その構成や項目というのは何かしらのメッセージを含んでいます

そのメッセージをしっかり認識し、職務経歴書を作成することが重要です。何の意図でその項目があるか改めて理解しておくとよいでしょう。



3.総括



いかがでしたでしょうか。


職務経歴書というのはどのようなもので、どのような意図をもって書くべきなのかということに今回は着目してお話をしました。


記載する内容は、あなたのオリジナリティをふんだんに交えて書いてほしいとは思います。ただし、その項目の意図、何をアピールすればよいか、どんなことに注意したらよいのかということを今一度本内容を参考にして書いてもらえたら何よりです。


職務経歴書の作成は大変でしょう。ただ、重要なものなので頑張って書いてください。


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