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2017/09/22

転職エージェントがあなたに連絡をしない理由

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あなたは転職エージェントから放置されたことがありますか?
インターネットで色んな書き込みを見ていると、「あのエージェントから連絡が来ない。腹立つ」といったような転職エージェントに対する苛立ちのような書き込みを非常に多く目にします。


しかし、私の感覚からすれば「そりゃそうだよね」としか思わないというのが正直なところです。なぜなら、転職エージェントはあなたに求人を紹介する時間が勿体ないという判断をしたのだなという感覚でしかないのです。


ではどうして転職エージェントはあなたに連絡をしないのでしょうか。ここではその背景をお伝えします。


【目次】

1.あなたに商品価値はありますか?



まず、最初に考えていただきたい事があります。どうして転職エージェントを使うときあなたは1円も払わなくていいのか、ということです。


その理由はたった1つ。あなたは「商品」だからです。


ここで最初に考えていただきたいのはあなたに商品価値があるのか、ということなのです。どういうことなのか以下で詳細にお話しします。



1-1.エージェントの求職者に対する基本的な考え方

上述の通り、求職者は転職エージェントにとっては「商品」という位置づけです。


なぜなら、求職者には1円ももらいません。場合によっては、求職者獲得のためにお金をかけることもあります。


一方、企業からはあなたの転職を成功させた時には例外なくお金を支払ってもらいます。


そのためには、企業に売れる人材については積極的に連絡をしたいと思いますし、逆に言えば、あなたにエージェントが連絡をしないということは、あなたに商品としての価値を感じていないという事になります。


つまり、「売れない」と判断したということなのです。


私は転職エージェントの仕事を築地市場によく例えています。(この例に関して同僚の評価はマチマチですが・・・)求職者が魚であり、魚を買う寿司屋さんや和食料理屋が企業であり、築地の卸が転職エージェント、そういう位置づけです。


それぞれの魚は、適正な料理屋さんに買われます。高級魚は高級店に、大衆魚は大衆店に、そして小さすぎる魚、料理できない魚は買ってもらえない、釣れても売れない魚はリリースされる、それだけの話なのです。


では、どんな人がリリースされるのか、以下ではさらに具体的なお話を進めていきたいと思います。




1-2.そもそも会わない理由

今、この文章を読んでいる方の中で、リクナビ等で転職エージェントからスカウトが来ない、もしくは、仮に連絡が来ても電話面談しかしてもらえない方はいませんか?


その理由として挙げられるのはおおよそ以下の通りです。



エージェントが求職者に会わない理由

・離職期間が長すぎて書類選考で見送られる公算が高い
・年齢の割に経験値が浅く求人が紹介できない、もしくはピンポイントの紹介になる
・企業が欲しがる経験ではない
・上記以外にもターゲット人材ではない


私の所属するエージェントでは面談をしてから5~6人に1人の割合でしか転職を成功させることができません。それは、他の転職エージェントでも率は多少違えどもおおよそ似たような数字がはじき出されるでしょう。


一定数求人を紹介できる方であってもこのような確率がはじき出されてしまう以上、書類選考を通過しない人を面談に呼び込んでも時間が無駄になってしまいます。


そして、上記の「会わない」要件の人は企業に推薦できないし、推薦が仮にできる方であっても、書類で落ちるため、会うだけ無駄な人に該当してしまうのです。



1-3.1度会ったのに連絡が途絶える理由



これがおそらく一番あなたにとって不満を感じることでしょう。この原因は、主に2点です。



エージェントから連絡が途絶える理由

・一通り書類選考に出せる求人を出し尽くした
・企業に紹介できる人物ではないと判断された


例えば、書類上はしっかりした人物に見えるが、実際会ってみたらインプレッションは悪い、コミュニケーション力が乏しいなど企業に推薦してもクレームになりうる方、もしくは面談までわからなかったが、職歴が荒れているなど、企業にとても推薦できる人物ではないと判断された方については、支援をしないというケースがあります。


また、仮に支援しても全然面接に通らないなど、これ以上力を入れても成果が見えてこない場合、支援をやめるというケースもあります。


この点については、単純にエージェントの支援の仕方が下手なだけだと思う点もありますが、事実として上記のような判断をするケースもあるということを認識しておいて下さい。



1-4.大手リクルートエージェントはかなり残酷です



「1-3.1度会ったのに連絡が途絶える理由」に関してですが、リクルートエージェントでは、登録してから3か月以内に転職が決定しないと「これ以上支援できないのでサービスを打ち切ります」と一方的に通告してきます。


私自身、リクルートを使っているときこのようなメールをもらい、あまりにも一方的すぎるので「ふざけるな」と抗議したことがあります。


その際は、リクルート側も「申し訳ありません」と謝罪があったものの、その後は完全に手抜き対応でした。


転職活動において方向転換するから、紹介する求人要件を変えてほしいという依頼をし、リクルート側も「わかりました」と承諾をしたものの、その私の要求は反映されないまま、自動求人紹介システムで毎朝要件変更前のメールが送られてくるという日々が続きました。


2回この申し出をし、その度「わかりました」という反応があったものの、要件変更はされることがありませんでした。


つまり、リクルートエージェントは注力期間の3か月が経てば、何を言おうと「注力外人材」として放置されるということになります。




私は、リクルートエージェントに対して、このやり方は絶対に間違っていると感じます。


なぜなら、最初の要件定義、つまりあなたの転職活動において「こう進めましょう」という方針が間違っている可能性があるのに、それを修正せず、一方的に求人を送り続け、一方的に「切る」というのはどうかしていると思うからです。


ただ、現実としては、このような事実があるということです。そして、お金を払っていないサービスである以上、不満はあっても受け入れるしかないというのも事実です。


転職エージェントは無料のサービスであるからこそ、あなたにとって不利に扱われることもあるということもしっかり理解して頂きたいです。



1-5.まとめ


エージェント吉田

転職エージェントにとって、あなたは所詮「商品」です。

商品である以上、売れる商品には価値がありますが、売れなければ価値がないので、ぞんざいに扱われることだってあります。

そうならないためには、あなたが転職市場におけるバリューを出すか、バリューを感じてくれるエージェントを探すしかないというどちらかです。エージェントに不満を言ったところで何も変わりません。そのことを認識しましょう。



2.あなたにとって最適なエージェント選びとは



例えば、大手エージェントから色々面接を受け、面接をクリアできなくて、結果放置されたとします。しかし、だからといってあなたに「商品価値」がないという訳ではありません。


エージェントの選び方次第では、あっさり転職を成功させることができます。そのことについてお話をしたいと思います。



2-1.エージェントは大手総合型だけじゃない



私の話から入ってしまい恐縮ですが、3回の転職経験をしており、エージェント経由で内定をもらったことがあるのですが、実は大手エージェントから転職を成功させたことも、そもそも内定を貰ったこともありません。


全て社員数10人以下の転職エージェント経由で面接を受け、内定をもらって、転職に至っています。


なぜ、そのようなことが実現できたかですが、私の場合主に2点要因があります。



①転職エージェント向けの人材紹介会社だったこと
②凄腕のエージェントだから



転職エージェントには、リクルートエージェントやDODAをはじめとする「総合型」の転職エージェントの他に、特定の業種の採用に強い会社や、業種はバラバラですが、特定の結びつきの強い会社との付き合いで成立する「ブティック型」と呼ばれる転職エージェントがあります。


そしてブティック型のエージェントは、元々リクルート、インテリジェンス(現パーソルキャリア)、JACといった大手で実績をあげてきた凄腕エージェントだったり、そうでないにしても自分の腕に覚えのあるエージェントが在籍していたりします。


大手エージェントにも当然凄腕のエージェントは在籍しているのですが、確率論からして大手エージェントではその凄腕担当者に当たる確率が低いです。


私の場合は、元リクルートの凄腕エージェントが担当だったため、某総合エージェントからは10社受けても決まりませんでしたが、そのエージェントからは3社受けて決まりました。


そんなものです。コアスキル、経験さえあれば大手エージェントで決まらなくてもあなたの転職を決めてくれる転職エージェントはあるということです。



2-2.あなたにとって最適なエージェントの選び方!



では、あなたにとって最適なエージェントの選び方についてお話をしたいと思います。


ここでは、特定のエージェント名を出すというよりも、どういう観点で探せばいいのかということをお話ししたいと思います。


あなたに合ったエージェントを探すポイントは主に4点です。


自分に合ったエージェントを探すポイント

①業種・職種
私であれば転職エージェント専門の転職エージェント、IT系であればIT系、食品業界であれば食品業界、管理系職種に強いエージェントなんていうものもあります。

②年収
600万円以上、もしくはそれ未満。

③年齢・経験
経験値の浅い方、20代で社会人経験未経験、および離職期間の長い方はそういった方専門のエージェントがあります。

④エージェントのバックグラウンド
創業者がどういう背景で設立したエージェントなのかが分かれば、凄腕のエージェントなのかどうか察しがつきます。

・女性の方
女性の転職支援に強いエージェントも存在します。


あなたの転職に関する切迫度によりますが、上記でピンときたらとりあえず登録する、という動きでよいでしょう。


相性が合うかどうかが重要なので、最低限あなたの転職を上記のポイントで助けてくれそうなのかピンときたら登録してみましょう。




そしてもう1つ重要なのは、リクナビNEXTDODAにあなたの情報をしっかり記載し、可能な限りログインすることです。


なぜ、そのようなことをするのかですが、上記のような「ブティック型エージェント」はリクナビNEXTやDODAに登録している人を検索してスカウトを行ったうえで、人材の呼び込みを行うのです。


その際、インタイムで動いている求職者かどうかは「いつログインしたか」で判断します。さらに言えば、絶えず登録情報をアップデートしているとさらに「インタイム」で動いていると判断され、スカウトの可能性が上がります


自分で動くということと同時に、スカウトされやすい体制づくりをしっかり行いましょう。


もし、それでも何も変化がない場合、転職をしないという選択肢を大事にしてください。転職はリスクを抱えていますのでしないことも1つの重要な決断となります。



2-4.まとめ


エージェント吉田

総合型の転職エージェントは求人が多いため、あなたを沢山の企業に推薦し、内定を勝ち取る「散弾銃方式」で採用を決めていく一方、「ブティック型」転職エージェントは「ダーツ方式」で狙いを定めて転職を決めていきます

どちらがいいかは人によりますが、ブティック型の狙いを定めるやり方が合う方もいます。

総合エージェントがダメだったらブティック型での転職活動を実施してみてください。そして、いいエージェントに巡り合うための施策を打ちましょう。



3.総括



いかがでしたでしょうか。


まず、ここでお伝えしたいのは、転職エージェントがあなたを放置することを想定内にしてください。そして、連絡がないなら、連絡がない理由を聞きましょう。だめだな、と思ったらさっさと別のエージェントを使いましょう。


改めて、あなたを商品と置き換えた場合、売れない商品は在庫品ですが、あなたには意思があるので在庫品だったとしても、自ら売り先を変えて、売れ筋商品や掘り出し物にあなたの意志で変えることができるのです。


ただ、あなた一人で実現するにはなかなか難しいので、タッグを組むエージェント変えてみるというのが重要です。


実際、私が所属する転職エージェントにおいても、リクルートエージェントから乗り換えてうまくいったという話もあります。


何より、私自身も今回の転職で大手エージェントを実験的に使ってみて、「決まらない」と思ったので、前回の転職でお世話になった転職エージェントに私の転職を依頼して成功しました。


改めて、この駄文を読んでいただいた方にお願いがあります。


総合型をはじめとした転職エージェントを使ってみて、転職が成功しない、連絡がこないといったことに対して腹を立てないでください。連絡がこないということにはあなたがそのエージェントにとって「いい商品」じゃなかっただけです。


しかし、売り先、売り方を変えることで「いい商品」に変えられるので、どう売り出そうか、誰に売り出しをお願いしようか、という「行動」に変えてください。


個人的な話ですが、エージェントから連絡がなくてネットをはけ口にしているのは見苦しく感じます。社会人である以上、そんな見苦しい行動をとらず、前向きなあなたにとってプラスとなる行動をとってもらえたらとても嬉しく思います。


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