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2017/07/10

面接後のお礼状・お礼メールって必要!?転職のプロがコツと裏技を教えます

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みなさんは、「面接後にはお礼メール・お礼状を送ろう」ということを聞いたことはありませんか?


一方でお礼メールやお礼状を面接後に送った方という方もあまりいないのではないでしょうか。


実際、お礼メールなんか送らなくても内定は獲得できます。実は私も2回転職をしていますが、お礼メールを作成したことはありません。


お礼メールやお礼状を送るということは、マナーとして語られることはありますが、そこまで一般的ではありません。だいたい、本当にお礼メールの効果なんてあるのでしょうか。あざとい方法だと思われる方もいるのではないでしょうか。


しかし、マナーとして慣習が残っているなりに「お礼状が効力を発揮する瞬間」も、確かにあるのです。


ここでは、現役転職エージェントの立場から、お礼メール・お礼状の効果についてお話をしていきたいと思います。


【目次】

1.面接後のお礼メール・お礼状は必要か?



まずは、皆さんが疑問に思っているだろうお礼状って必要かどうかという点についてお話をしていきましょう。



1-1.原則必要なし!?お礼メール・お礼状の本音

結論としてはお礼メール・お礼状は特段必要なものではありません。強いて言えば送っておいたほうが良い程度のものです。迷ったら出しておけばいいのではないでしょうか。


少なくとも1次選考終了時点ではあまり必要ありません。なぜなら、1次選考で見ている選考ポイントは、当初企業が人材募集開始を始めた時の補強ポイントと合致しているか、また社内で人間関係をうまくやってくれそうかという観点で人選を進められます。


一方、お礼メール・お礼状で伝えられる意思は「やる気」のみです。1次面接の段階で「やる気」は最低限求められるもので、絶対的な評価を生み出すものではありません。


むしろ面接でやる気を伝えられなかった場合、ただマイナスにとらえられるだけです。少なくとも1次面接のお礼メールは、あざとさ、姑息さを企業の採用担当者に感じさせる可能性があるだけで、選考を通過させる力はありません。そこを最初に認識してください。





1-2.お礼メール・お礼状が効果を発揮するタイミングとは?

お礼メール・お礼状が効果を発揮するのは「最終面接後」です。そのため、お礼メールは「最終面接後」すぐに送ってください。


なぜなら、前提として、最終面接に行くということは、企業側が求めている技能、人物像にある程度合致しているということが前提にあります。最終面接で選考するポイントは、比較対象がいるならばどちらがいいかということと、役員の絶対評価だけです。


ただし、現場がOKしているものを、役員がひっくり返すケースはないとは言いませんが、比較的現場がOKしているので役員面接は顔合わせというケースも少なくありません。


企業側が知りたいのは、最終面接に進んでいる求職者が、自社を選んでくれるかどうかということです。もう少し具体的にお話をすると、採用担当の仕事は「営業」に近いところがあります。いつまでに何人採用を決めなければならないといったような目標を与えられて仕事をしています。


そのため、せっかく最終面接フェイズにきて内定を出しても、辞退されたらまたゼロからのスタートとなります。ここまでかかった工数がすべて台無しになるため、企業の採用担当は、最終面接の求職者が内定を受諾してくれるかどうかというのは非常に気になっていることなのです。




では、内定を出すこととお礼メール・お礼状の何が関係あるかというと、お礼そのものよりも「内定が出たらお世話になります」という言葉があるかどうかということ、そしてこれがお礼メールでログが残されていることに意義があるのです。


この文面から、採用人事側に「この求職者に内定を出せば大変な採用活動が1つ完了する」と思わせることが重要で、あとは採用担当から役員に「この求職者は当社でやる気があります!」と言わせることが重要なのです。


上記の理由から、お礼メールは最終面接後に提出するものと認識してください。





1-3.まとめ:お礼メール・お礼状は、最後の一押しに使える


エージェント吉田

お礼メール・お礼状は原則必要なものではありません。ただし、最終面接後の企業側の採用意思を決定する際のひと押しをする際に効果を発揮する方法です。

そのため、同時に2社、3社に出すものではなく、あなたがお世話になりたいと思う企業に対し提出するものだということも同時に理解してもらいたいと思います。



2.お礼メール・お礼状の書き方について



お礼メール・お礼状の位置づけについては前項の内容でおおよそ理解してもらえたものと思います。


ここでは、お礼メール・お礼状をどうやって書いたらいいのか、いつ提出するかなど、具体的な手続きについてお話をしたいと思います。



2-1.【ポイント1】可能な限り手を抜きましょう!

まずは、お礼メール・お礼状の書き方ですが、決められたフォーマットはありません。率直に申し上げて、インターネットに落ちているテンプレートを基に使うか、転職エージェントに連絡すれば、お礼メール・お礼状のフォーマットをもっているはずなのでそれをもらいましょう。


後ほど説明しますが、お礼メール・お礼状の作成はスピード勝負になります。少しでも早く作れるような状況にしておくことが大事です。



<お礼状・お礼メール文章例>

株式会社○○○
△△様

[氏名]と申します。
本日はご多忙な中、面接の機会を賜り、誠にありがとうございました。

△△様のお話を伺うことで、貴社の○○○○○○なビジョンや、中長期的な経営方針をより深く理解することができ、ますます貴社で仕事をしたいという気持ちが強くなりました。

また、○○○にまつわる新規事業立案の話や海外展開についてもお話しいただき、感銘を受けました。
新たな挑戦を続ける貴社の一員となって、会社も自己も、ともに成長を実現することができれば幸甚でございます。

末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。


2-2.【ポイント2】お礼メール・お礼状の内容のコツ



上記では、お礼メール・お礼状については、適当なフォーマットを探して使ってほしいということをお話ししましたが、間違えてもテンプレートのまま送らないでくださいね。適当なフォーマットを基に、以下のポイントを追記して文章を補正してもらいたいのです。


では、どんなポイントを追記すべきなのでしょうか。そのポイントは以下の通りです。



<お礼メール・お礼状に記載すべきポイント>

あて先は最終面接官
・面接の中での印象的な話、エピソードとその感想
・「貴社にお世話になりたい」旨の記載


まず、イメージは決裁者である最終面接官に訴えかけるものであるということです。私はあなたの話を聞いて貴社に入社したいのです!というアピールをすることがポイントです。


ただし、このお礼メール・お礼状は採用担当者が見ることとなります。採用担当者に、「内定を出せばウチに来る!」と思わせて、採用における決裁者に採用担当からアピールしてもらう、という立て付けするためのポイントが上記の内容だと理解してもらえたらいいと思います。



2-3.【ポイント3】お礼メール・お礼状のタイミング

<お礼メール・お礼状のタイミングに関するポイント>

・面接後、可及的速やかに作成
・封書ではなくメールで送る
転職エージェント経由で送るとさらにGOOD!


それではお礼メール・お礼状をどのタイミングでどのようにして届ければいいかという点についてもお話をします。


結論からいえば、面接が終わった後「可及的速やかに」作成してください。そして、そのお礼メール・お礼状は転職エージェントを使っている方は転職エージェントに、使っていない方は企業に「メール」で送って下さい




その理由は、上述の通りお礼メールは、企業側の採用意思を促進するための「ツール」です。もちろん面接が終わったタイミングで採用する・しないが決まる場合もありますが、複数名の候補が並んでいるときは、採用決定まである程度時間が空きます。それは数時間、長ければ数日かかります。


基本的に、企業側が採用意思決定をする前にお礼メール送らなければ意味がありません。そのためにも面接後、可及的速やかに作成し送りましょう。


「お礼状」という表現をここまで使いましたが、手紙を作成し、郵送している暇はありません。そのためにもメールで迅速に送る必要があるのです。


ちなみに、転職エージェントを使っている方であれば、なるべく転職エージェント経由で送りましょう。あなたの代理人は転職エージェントですし、採用人事の中には、お礼メールを姑息な手段だと思う担当者(だいたい年配の方に多い)も中にはいますが、そのあたりの距離感をエージェントの担当者は理解しています。


誤字脱字チェックなどもエージェント側で行いますので、エージェント経由のほうがより高い効果を発揮します。



2-4.まとめ:お礼メールはスピードを最重要視すべし!


エージェント吉田

「お礼メール」に重要なのはスピード感です。
そのためにも定型文からアレンジして、迅速にメールで送付することが重要です。

転職エージェントを使って送ると、直接送るよりさらに効果を上げます。(私はお礼メールを企業に送るとき、「良かったですね、内定出たらお世話になりたいってことですよ!」とよく電話で企業担当者に話をしています)

面接後はお礼メールを作るか作らないか、面接後転職エージェントと打ち合わせをして決めておくといいかもしれませんね。



3.総括:お礼メールだけでは内定はとれないが、「押しの一手」に使うべし



いかがでしたでしょうか。「お礼メール」は、必ず必要なものではありません。


しかし、その一方であなたが最後に内定を獲得するための「押しの一手」です。お礼メールをだけでは決して内定は取れませんが、それまでに必要なアピールをして、企業側に納得してもらえた状態だとお礼メールは効果を発揮します。


そのため、1次面接ではあなたが伝えるべきことを伝えるための準備をし、面接に臨んでください。そして、最終面接後「押しの一手」で確実に内定を獲得してください。


併せてこのコラムを読んだ方にお願いがあります。お礼メールの送付を2社同時に送らないで下さい。「お世話になる」といったのに嘘をついて内定を獲得するというのは社会人としてのマナーに反します。


お礼メールとは、社会人としてのマナーを守りつつ、あなたが内定を獲得するための最善の手の1つであることを知ってもらえたら幸いです。

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