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スカウトメールをもらって有利に転職する方法を、転職のプロが解説!

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転職エージェントの吉田です。
私は私用のメールはGmailかLINEでのやり取りが大半を占めるのですが、Gmailを見ると、転職関連のメールがスパムメールのように来て、いちいち見るのが面倒くさいと感じることが多いです。


そして、何より大事なメールを読み飛ばすケースも多くて結構困っています。おそらく程度の差こそあれ、みなさんも同じように感じたことがあるのではないでしょうか。


さて、あのスパムメールに似たメールは「スカウトメール」と呼ばれるものなのですが、あのスカウトは本当に役に立つのでしょうか。


今回はこのスカウトメールとはどのようなもので、どのように配信されているか、そして活用の仕方までお話ししたいと思います。


【目次】

1.プロがスカウトメールについて解説!

ここでは、スカウトって何?というところから、スカウトを理解してもらったうえで、どのようにすればスカウトがもらえるかを説明します。



1-1.「スカウトメール」「スカウト」って何?



まずは、ここでいう「スカウト」とは何、というところからお話しさせていただきます。


スカウトって聞くと、新人となるプロ野球選手を獲得するために、アマチュア野球の選手に声をかけたり、渋谷を歩いている女子学生に芸能事務所が声をかけたりする行為を想像される方がいらっしゃるかもしれません。


やっていることは本質的に変わらないような気がしますが、転職市場におけるスカウトとは大きく2種類あります。


転職市場におけるスカウトの種類

①ヘッドハンティング
②転職サイトからの求人案件スカウトメール

①のヘッドハンティングについては、ビジネス誌に登場する各社のスーパーマン、スーパーウーマンに対し、職場に電話する、LinkedInのようなSNSを活用して人材に声掛けをする手法ですが、今回は割愛させていただきます。


併せて、今回フォーカスするのは②「転職サイトからの求人案件スカウトメール」です。



まずは、このスカウトメールがイメージできない方のために、実際のスカウトメール(加工済み)をご覧ください。こちらはDODAから私が受信した実際のスカウトメールです。




1-2.スカウトをもらうための基礎知識



まずはここでいうスカウトについて認識してもらえたでしょうか。


では、このようなスカウトメールはどうやったらもらえるのかについてですが、簡単です。


転職サイトに登録し、「スカウトを受け取る」設定にしたら、一定の条件はありますが基本的に誰でももらえます。


では、何をみてスカウトをするのかというと「登録情報」です。


転職サイトに入力されている年齢、経験した仕事、年数、地域などを見て転職エージェント、または企業から直接スカウトが打たれるような仕組みとなっています。



1-3.まとめ:スカウトを理解して活用しよう


エージェント吉田

まずは、スカウトはどんなもので、どうすればもらえるものなのか、ここではその点だけ認識してもらえたらOKです。
次の項では具体的にあなたにとって「有用」なスカウトを受け取るために、スカウトを打つ側の対応、良いスカウトを受け取るためにどうすれば良いかをご紹介します。



2.本気度の高い「良いスカウト」をもらうコツがある!



さて、まずは1項でスカウトについてイメージをしてもらえたと思います。次に、あなたにとって有用なスカウトメールをもらえるようにするためにはどうすれば良いかご紹介します。



2-1.スカウトする側はどうやってスカウトを打っているのか

スカウトする人は大きく2種類います。この前提を最初に認識してください。



・転職エージェント
・企業の人事(採用担当)



まず、転職エージェント側がどのようにスカウトメールを打っているのか説明いたします。


彼らはスカウトメールの返信率は10%~15%だと認識しています。そのため、絶対的なルールとしては「大量打診」が大前提です。


あなたが転職サイトに入力した内容で「チェックボックス」にチェックをいれた内容がスカウトの際に検索条件として設定され、そのチェックボックスの内容を元に大量打診されるというのが基本的なスカウトの仕組みです。




そのため、スカウト側が設定している検索条件は基本的に「粗い」と思ってください。あなたのメールボックスに志望業界と縁もゆかりもない訳のわからない求人案件が飛び込んでくるのは「粗い検索」で拾われており、文字入力した個所を一切見ていないからなのです。


ちなみに、無制限にスカウトメールを打てるエージェントとそうではないエージェントがいます。


無制限に打てるエージェントは「リクルート」、「インテリジェンス」、「エンエージェント」など求人広告媒体を持っているエージェントで、無制限に打てないのは契約内容にもよりますが、求人広告媒体を持っているエージェントエージェントのスカウトを間借りしているエージェントになります。


エージェントは求職者を集めるのに、求職者が沢山いる場所を求めています。その際、一番求職者が集まっているのは「転職サイト」だとわかっているため、「転職サイト」に登録している人材に接触したいという思惑があり、またサイト運営側の企業としては、登録している人材を有効活用したいという思惑があるため、間借りできる契約というものがあるのです。


ちなみに、CMでおなじみの「ビズリーチ」は、どちらかといえば「スカウト」に焦点をあてたサイトになります。


一方、企業の人事から打たれているスカウトについては、これも契約によるのですが実際にスカウト枠に対しお金を出して買っています




そのため、企業人事のスカウトというのは、「有効活用」しなければならないという意識の基、打診されているため信用に足るケースが多いです。では、企業側からの打診はすべて信用してよいスカウト、大事に打たれたスカウトなのかといえばそうではありません。


それを見分けるのが、スカウト側の「会社名」です。一部の企業において、転職サイトに毎回毎回掲載されている「若手が活躍」している企業等です。


彼らは高い広告枠を買う「特別常連客」であるため、スカウトもほぼフリーで打てる契約があるなど「特別待遇」をされている可能性が高いです。


毎回毎回掲載されている会社は基本「ブラック」がほとんどです。彼らのスカウトは今後の人生のためにも無視すべきでしょう。




少し話がそれてしまいましたが、ポイントとしては以下の通りです。



2-2.スカウトでみるべきポイント



さて、スカウトは大量打診が大原則だということをお伝えしましたが、大量打診だからいいスカウトがないかといえばそうではありません。どうでもいいメールが増えるだけで、石ころのなかにもダイヤもしくはその原石があるというだけのことです。


では、そのダイヤモンドを手っ取り早く見つける方法は、結論からいうとメールのタイトルに着目するということです。


例えば、私を例に取ってみると、「30代、3社経験、人材業界4年」というキャリアです。


このキャリアから考えると全うな人材のプロなら「人材業界」か「企業人事」しか想定しないはずです。逆にほかの業界に今更行っても使い物にならないはずです。なのに、「食品業界の営業」の案件のスカウトが飛んできました(さっきのメールがまさにそれです)。


見る必要がありますか??


タイトルだけで消していいメールです。実は大量のスカウトのうち、半分以上はまさにそれです。もしくは、希望する業界を明確に書いている、未経験人事に行きたいなどの希望があるのに「営業」しかこないパターンも想定しますが、あなたの希望に耳を傾けない無意味なスカウトです。




もし、エージェントから提案すべきことがあれば「会って」すればいいのです。あなたの希望や、常識的に考えてあり得ないタイトルの提案は無視しましょう。ただのバラマキかセンスのない提案に時間をかけるのは無駄です。


次に見ていただきたいのはメールの文面です。いい案件だったら普通に受ければよいと思います。


小さなエージェントだと、あなたのスカウトに「魂を込めた文面」をオリジナルで作ります。定型文とオリジナルなんてものは見ればおそらく分かると思います。


私が提案したいのはセンスのある提案で「魂を込めた文面」のスカウトを絶対に逃さないでほしいのです。その文面を作ったということはあなたに対し、真摯に向き合いたいというエージェントの姿勢です。それを汲み取ってください。


<スカウトのポイント>

・スカウトは「大量打診」が前提で、返信総数を重要視している
・スカウトはみんな同じ条件で打っていない。転職サイトを持つ会社のスカウトは一番信用ならないことが多い。
・企業からのスカウトはお金を払って打っているから信頼度が高い
・ただし、ブラックからのスカウトは例外


2-3. 「良いスカウト」をもらえるためにできること



あなたにとって良いスカウトをもらえるための条件、それは3点です。


2-2 で記載した「魂をこめた文面」は、前提としてあなたが今までどんなことをやってきて、どんな成果を上げたということがしっかり書かれているものに送られると思ってください。


なぜなら、転職に対して前向きで、しっかり実績を上げてきた人物だということが担保できるからです。そういう相手ではないと魂を込める意味はないとエージェントは考えます。


お互い本気にならないといけないということなのです。また、更新、ログインを頻繁にしましょうと言っている背景として、更新、ログインをした方からスカウトページの上位に挙がってくるというのが大きな理由です。転職エージェントも人です。最初のほうは元気がありますが、時間が経つにつれて作業がおざなりになります。(私は実際そうでした)


機会損失をなくすため、また転職エージェントが頑張れるタイミングでいいスカウトをもらうためにこのような工夫をすればOKです。



2-4.まとめ:魂のこもったスカウトを見極めろ!


エージェント吉田

基本的にスカウトは「大量打診」が原則です。
それが一番効率的ですが、中には「魂をこめたスカウト」が存在します。
いい提案がされていて魂がこもったスカウトをもらえたら、そのエージェントを大事にしましょう。また、その「魂がこもったスカウト」はあなたが本気を示してもらえるものだということも認識してください。



3.総括・まとめ



いかがでしたでしょうか。今回はスカウトの裏側、いいスカウトをもらうコツについてお話ししましたが、後半やたらと精神論が並んでいたことに気が付いたでしょうか。


そうなんです、どんなに頑張ってスカウトを打っても、せいぜい10%しか返信がなくて、そこから転職を成功に導けるのは1~2名しかいないのです。


そのため、スカウトってエージェントからすると精神的に大変な作業なのです。その精神的につらい作業をしているエージェントが、目の色を変えてオリジナルのスカウトを打つということがどれだけ本気か、個人的に理解してほしかったのです。


そして、その本気に気が付けたあなたにも良い転職のチャンスが広がると思い、後半このような伝え方をさせていただきました。


<ポイント>

必要項目、希望条件をきっちり入力する
・転職サイトにマメにログインする
・更新情報はこまめに入れる

転職は結局「精神論」なところがあります。その導入として、お互い本気を伝えられる土壌を作りましょう。そのとっかかりが実はこの「スカウト」なのかもしれませんね。


転職サイトの登録から実は転職活動がはじまっている、そう思ってもらえたらこのコラムを書いた甲斐があるのかと思います。


以上、吉田でした。

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