転職を本当の意味で成功させるために重要なこと|転職エージェント ニュース



ホーム 転職エージェント > 転職エージェント ニュース > 転職を本当の意味で成功させるために重要なこと

転職を本当の意味で成功させるために重要なこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

転職はゴールではありません。実際に転職活動の中で複数の会社の面接を受けているうちに、本来の目的を見失ってしまうことがあります。内定を取ることに必死になってしまうのです。

今回のコラムでは、転職を成功させるために転職後に気を付けるべきことを解説します。

【登場人物】

名前 :インタビュアー
過去に1度転職を経験している35歳男性
転職エージェントを利用して転職したが、本来自分が希望していた会社には転職できず、紹介された企業に中途半端な気持ちで転職してしまった。今回、2度目の転職を希望しておりどのように活動したら良いかを悩んでいる。
名前 :佐々木 小次郎(仮名)
大手転職エージェントの代表取締役を務めており、最近では1億総活躍社会の推進役として、地方の雇用創出や女性の社会進出をテーマとして様々な講演活動を請け負っている。

転職活動で初志貫徹は難しい


転職エージェントインタビュアー

転職活動というと、どうしても今の仕事を辞めてから内定を取るまでを思い浮かべがちですが、ちょっとインタビューをしていて違和感があるんですよ。

佐々木氏

それは非常に大切な問いかけですね。
転職活動の本来の目的は、転職先の新しい会社で前職では実現できなかったこと(例えば年収UP、家庭との両立、仕事のやりがい等)を成し遂げていくことです。
しかし、転職活動を進めていく中で、どうしても内定を取ることがゴールになってしまうんです。

転職エージェントインタビュアー

どうしてなんでしょうか?

佐々木氏

大きな理由は「現実を知る」からです。

転職エージェントインタビュアー

現実とは何ですか?

佐々木氏

例えて表せば「隣の芝生は青くなかった」ということです。
転職活動を始める前は、多かれ少なかれ夢や目標を抱きますが、転職エージェントを訪れてキャリアアドバイザーとの面談の中で、自分の考えた通りに行かないことを知らされるんです。
また、他社の勤務条件が自社と比べて必ずしも良くないことを知らされるんです。

転職エージェントインタビュアー

確かにそうかもしれませんね。

佐々木氏

このような転職前からの気持ちのトーンダウンはある程度は仕方のないことかもしれません。
しかし、ここで重要なのは、いざ内定を取ることができたら、もう1度気持ちを振り出しに戻すことです。決してゴールテープを切った後の満足度MAXの状態で出社初日を迎えてはいけません。


いざ出社!でも待って!まずは足元を固めよう


転職エージェントインタビュアー

つまり、転職先で活躍してこそ自分の目標に到達したということですね。

佐々木氏

はい。その通りです。けれども焦ってはいけません。まずは足元を固めましょう。

転職エージェントインタビュアー

足元ですか?転職後にスムーズに仕事に着手して業績拡大に貢献するために、足元を固めるというと、、、職場の皆さんと仲良くなる?

佐々木氏

それも重要なんですけど・・(笑)
簡単に言えば、転職先の企業のルールをきちんと理解することが重要なんです。
例えば、業務実績の報告方法、書類の標準書式、進捗の管理方法といった業務面の進め方です。さすがに紙で業務日報を書く会社は少ないかもしれませんが、Webフォーマットなのかメールでフリー記載なのかといった違いは必ずあります。
これらは、良い悪いでは測れない要素なのですが、前の会社と方法論が違っているというだけで、毛嫌いしてしまう要素でもあるんです。

転職エージェントインタビュアー

「郷に入っては郷に従え」ということでしょうか?

佐々木氏

まさにその気持ちが重要です。
いざ働いてみたら気に入らないことも出てくるでしょうが、自分のこれまでのやり方に固執し過ぎずに、無条件にすべてを受け入れる気持ちも必要ということです。
そして、これが足元を固めることにつながります。転職先の業務方法を自分のものにするんです。

転職エージェントインタビュアー

転職先の業務スタイルに従って、小さくてもよいから結果を出すことができれば、まさに足元が固まったと言えるんですね?


実績を残せれば転職は成功したも同然

佐々木氏

その通りです。
転職先で実績を残すことができれば、転職する前に抱いていた目標や狙いを達成することもできるでしょう。
ワークライフバランスを整えるにも、実績が残せていないと早く帰りづらいでしょう。実績を残すから自分が望む仕事にチャレンジもできるんです。転職先の処遇や労務環境自体が自分の希望と合致しているのなら、なおさら業務実績まで残せれば盤石です。

転職エージェントインタビュアー

よくわかりました。実績を残せれば一安心ですね。

佐々木氏

悪い意味で慣れることだけには注意しなければなりません。
本来の目的が給与UPであっても、自分の仕事が認められたことで一時的に満足してしまうんです。結果的に、給与がUPしなくても受け入れてしまうのですが、何年かたつと給与UPの欲が出てきてしまい、また不満を覚えてしまうんです。

転職エージェントインタビュアー

不満スパイラルですね・・(泣)

佐々木氏

給与UPが目標であったなら、まずは給与UPを達成してください。それを成し遂げてから、次の目標を見つけるようにしましょう。


まとめ


転職に成功基準というものが存在するとすれば、それをクリアできたかどうかがわかるのは転職先の企業で実際に働いて半年程度たってからです。

内定を取れたからといって安心してはいけません。転職先への入社は、目標達成のための第一歩を踏み出したにすぎません。

肝心なのは、転職先で活躍するための行動です。社風や仕事のやり方に関する前職との違いを乗り越えるために、全てを受け入れる気持ちを持つことが重要です。実績を残してこその転職成功なのです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加